こんにちは。MADSUNです。
3歳息子はASD(自閉症スペクトラム)診断済。
自閉症(ASD)児の特徴として、「感覚過敏」というものがあります。
今日はこれが原因か別に関係ないかはわからないけど息子が背中が痛いと泣いたので
チャイルドシートの背面に工夫してクッションを仕込んだ話。
息子が自閉症の診断を受けるまでの流れはこちら
- ASD(自閉症スペクトラム症候群)の感覚過敏とは
- 3歳半頃から「背中が痛い!」と泣き仰向け寝やジュニアシートを嫌がるように
- ジュニアシートに座らせるため、背中にクッションをDIY
- 息子の反応は!?
- おわりに
ASD(自閉症スペクトラム症候群)の感覚過敏とは
なんか五感のどれかとかが鋭くて(または五感自体ではなくそれを処理する本人の脳の問題?)、
通常の人なら気にしないような刺激を強く感じてしまい、ストレスを受けるというものらしい。
・味覚(味)
・嗅覚(匂い)
・聴覚(音)
・視覚(見た目)
・触覚(触り心地や舌触りなど)
などがあり、このうちどれが該当するかは人によるようです。
複数該当する人もいれば、該当しない人もいるらしい(?)。
息子もよく
「このニオイやだー」という事があるので嗅覚過敏の傾向があるのかも。
大きい音に対して「うるさーい」ということもありますが、これはそれほど深刻ではなさそう。
3歳半頃から「背中が痛い!」と泣き仰向け寝やジュニアシートを嫌がるように
息子が診断を受けたのは3歳7ヶ月の頃ですが、3歳半より少し前だったかな?くらいから背中が痛いと騒ぐことがあり、
それまで仰向けでしていた仕上げ磨きを極端に嫌がって泣いたり、
ジュニアシートに座ると背中が痛い!と毎回車に乗るたびに泣いて嫌がったりしていました。
仕上げ磨きは仰向け→座ってに変更
それまで私の足の間に頭がくるように仰向けにさせてやっていたのですが、
あんまり嫌がるのでこんな形でやるように変更↓
ソファーに寄っかかる形で上を向いて口を開ける息子、
ソファーに座って上から覗きこむ形で歯を磨く私。
磨きづらい。
でも慣れてきたら意外と仰向けの時と同じように磨けるようになってきました。
むしろ体の固い私には、開脚前屈的な形になる仰向けスタイルより膝を曲げられる分楽かもしれない。
ジュニアシート→妹のチャイルドシートと交換。しかし・・・
妹が生まれるまでは、コンビの「クルムーヴ」というチャイルドシートに乗っていました。
クルムーヴは回転式で乗せやすい・安全性最高レベルなどの他に、
「背中面が丸みを帯びていて柔らかい」という利点もあったんですね。今回の件で初めて気づきました。
クルムーヴは4歳頃まで乗れる商品なんですが、妹が生まれてからは妹に譲り、
息子の方は私の姉からお下がりでもらった「ジョイトリップ」というジュニアシートに乗せていました。
ジョイトリップは1歳~乗せられるジュニアシート。姉の子達も問題なく乗っており、本人もこれまでは普通に乗っていたのですが、3歳半頃のある日を境に急に背中が痛いと嫌がるようになってしまいました。
娘とはちょうど2歳差なので、娘ももう1歳を過ぎており、ジョイトリップ乗れる。
クルムーヴも4歳くらいまでで、調べたら18kgまで乗れるみたい。
息子は大きいけど痩せていて16kgくらいなので、まだ乗れる。
じゃあ交換してみるか‥と交換してみたら、クルムーヴなら痛くないと言う。。。
兄にはじき出されてジョイトリップに乗せられた妹、何の疑問も不満もない。
じゃあこれでいくかwwwと2,3カ月はそれでなんとかなりました。
しかし・・・
でかいし力も強い息子。クルムーヴでは限界に
以前から読んでくださっている方はご存知と思いますが、息子ってむちゃくちゃ大きいんですよね。
出生体重は4300g近く、成長曲線(身長)はほぼ常に上にはみ出している。
小児科では3歳の始めに「5歳の大きさだな」と言われました。
幼稚園でも「大きいですねー!」と言われまくります。
あ、でも小顔でスラっとしていてとってもスタイルがいいんですよ♡イケメンだし😙(隙あらば親バカ)
そんなでっかい5歳並み児が4歳までのチャイルドシートに乗って好き放題足をバタバタさせたり時には泣いてギエエと暴れたりするもんだから、クルムーヴさんもう限界。
固定用の足がズレたりシート本体が斜めになったりすることが出てきて、これはもう危ないからダメだろと判断しました(私が)。
ジュニアシートに座らせるため、背中にクッションをDIY
本人もがんばって座るがやっぱり痛い
そこで何度も「もう大きいからこっちは危ないから、また妹ちゃんとお席交換しようね」と言い聞かせて本人も「ウン、次に座る時は‥」と納得していたんですが、
いざ座らせるとやはり「背中痛い~!!!」と泣きます。
私は「でもジュニアシートに座らないと車に乗れないんだからしょうがない!」と思っていたんですが、、、
見てみるとたしかにジョイトリップの背中部分ってプラスチックの上にメッシュシートがかけてあるだけで、腰と背骨の付け根あたりが当たる部分が固いんですよね。
(お下がりだから失われてて本当は何かクッションがあったりして‥)
何かクッション的なものを挟めないだろうか
そこで、ここに何かクッションになるものを挟めれば・・・と思ったんですが、
けっこうしっかり体が密着する部分だし子どもの体に合わせて幅も狭いので、普通のクッションは当然入らないんですよね。
チャイルドシートだから安全のために当たり前なんですけど。
一度妹と席を交換する前にオムツを一枚挟んでみたらすこーしマシだったようですが、毎回挟むの大変だしずれちゃうししょーもない感じでした。
ちょうどいいものがあった。作業時間5分で完成
そこでウーンウーンと頭を悩ませながら何か使えるものはねーべかと家の中をキョロキョロしていたら、ちょうどよさそうなものを発見しました。
ジャーン!!取り出しましたるは数年前に大掃除に使って以来全然使いどころを見いだせずスポンジとかの予備を入れとくバケツに入ったままになっていた激落ちキング(使いかけ)~!!!
これ、幅ちょうどいいんじゃね???
ヤダー!!!横幅ピッタリなんですけどー!!!!
でも縦が足りなーい!!!
まてよけっこう分厚いからこれ半分にスライスすればちょうどいいんじゃね?
ヤダピッタリー!!!テン上げー!!!!!
でもこれずれそうだな‥何か入れる巾着でもないか‥
えちょっとウソでしょー!??
プレ幼稚園の時に買って本入園後は指定のものがあるから使わなくなって洗濯したままいまだにその辺に吊るしてあった上履き袋にクッションの縦も横もガチのマジでぴったんこカンカンなんですけどー!!!!!
袋に入れただけで別に上を縫ったりも何もしていない。このままジュニアシートのカバーを戻して完成(写真撮り忘れた)。
作業時間、激落ちキングをスライスした時間と上履き袋に詰めた時間だけ‥
外の車に合わせに行ったりを含めて合計5分くらいか‥?
またしても不要品の山から素晴らしい発明をしてしまった。
これだから家が片付かない(笑)
息子の反応は!?
さて、ジュニアシートに座ることに決め、背中が痛いと泣いたのが幼稚園登園時。
クッションを発明して仕込んだのは幼稚園活動中。
お迎え時に車に乗った息子はどんな反応をするのか。
運命の瞬間が迫る・・・!
私「お背中痛くないようにクッション入れたよ、どうかな?」(カバーをめくってクッションを見せる)
息子「ウン」
~乗せてみる~
私「どう?痛くない?」
息子「痛くない」
発明の女神は微笑んだ。
おわりに
その後もしばらくは毎回、
「背中にクッション入ってる?」ときいてから車に乗り込むようになった息子。
クッションを入れたら本当に痛くなくなったようで、ヨカッタヨカッタです。
ジュニアシート買い換えなきゃいけないかと思っていたから、本当に良かったぜ・・・
しかも買い換えても本人が気に入らなかったら地獄。
激落ちくん、高反発クッションみたいでなかなかよさそうですよね。
ではまた(^^)/