明日の風を変えていけ〜兄妹母の育児日記~

5歳兄と3歳妹を育てる主婦の日々。兄は自閉症(アスペルガー症候群)診断済。

療育の記録 その4 集団療育1回目 療育施設で初めてお友達と対面

こんにちは。MADSUNです。

3歳長男はASD(アスペルガー)診断済。

幼稚園に通いつつ週2で療育施設を利用しています。

 

療育の記録、4回目。

初めての集団療育です。

 

前回の記録はこちら

集団療育1回目。今回は本人を入れて2人で行いました

集団と言っても小集団なので、人数は2~3人が普通。

先生は2人ついてくれるので、今日はこどもと先生が同数になり、自然に1人に1人ずつ担当っぽい雰囲気になっていました。

1.あいさつ

自分の席に座って、膝に手を置き、「これから、〇〇のお勉強を始めます」

今回は見逃してしまいましたが(何気に付き添いの妹の相手が大変)、好きなものや今日やったことなど、少し雑談をしているようす。

 

お友達は息子より少し年上?な感じ。落ち着きがないタイプなのかな?という印象。

一緒に参加する子の特性や診断名などは全く説明されないので、最初のあいさつで名前がわかるくらいで情報はありません。

 

2.やくそく

拍手をしている人のイラスト

おともだちと一緒にお勉強をするにあたって、お約束の確認をします。

決まりは4つ。イラストとひらがなで表したカードをホワイトボードに貼り、

みんなで確認をします。

 

・わるくいわない ・てをあげる ・はくしゅする ・しずかにする

 

それぞれ、ゆっくりわかりやすく説明したり、どうするのが望ましいか考えることを促したりしながら確認していました。

 

3.ぼおりんぐたいかい

先生が用意した手作りのボウリングのピンを先生が並べ、

先生を含めて順番にボールを転がしてピンを倒します。

1人倒すごとに先生がピンを直してくれて、倒した本数を数えます。

 

1回目:

①おともだち1本

②息子2本

③先生ストライク(大喜び)

 

2回目は2回ずつ。

①おともだち9本、0本

②息子ストライク、5本

③先生2本、5本

 

→その後、みんなの倒した本数を全部足し、みんなで何本倒したかな!?と合計。

 

ここでお友達が発狂。全部倒せなかったのが気に入らなかった様子。

大きな声で騒ぎながらうろつき、先生がなだめます。

息子はその間黙って動かずにいて、状況が落ち着いてくると謎にその場でカッコイイポーズをしていました。

 

その後、落ち着いたお友達の顔を0距離でのぞき込み、隣にピタッと座っていました(^^; 彼なりに心配したのかな?優しくしてあげているつもりなのかもしれません。

 

4.だるまさんがころんだ

先生がルールを説明し、お友達と交代で鬼をやります。

 

まずは息子が鬼。

相手がまだ見ていないのに「だるまさんがころんだ!!」と叫ぶ息子。

先生が「まだ準備できてないから待とうね^^」とフォロー。

ルールの確認をしながら進めました。

 

1回目がおわったかな?というところでお友達が「おしっこ!」と言い、先生が1人つきそって退室したのですが、トイレに向かっている途中で「やっぱり出ない」と教室に戻り、その後また「おしっこ」と言って退室、やっぱり出ない・・を繰り返しました。

3回行ってまた・・というくらいで先生が「行くって言ってやっぱり行かないはナシだよ」「え・・」と忠告をしたりしつつ、結局本当に行くとのことで、息子はもう1人の先生と待機。

 

待機している間、先ほどのボウリング大会の結果の書かれたホワイトボードを見て、

息子「〇〇くんも9」「〇〇(自分も9」

などと、倒したピンの記録を話していました。

ひょっとしたらさっきのお友達の発狂を気にしており、彼の中で「問題ないことだった」と安心したいのかも‥しかしまだまだ私には息子の胸の内はわかりません。

 

そしてお友達が戻ってきてさあ2回戦となり、

息子はやる気マンマンでポーズ。「お願いしまーす」と元気に言っていました。

しかし、お友達は鬼をやりたくないらしく、なかなか2回戦が始まりません。

先生「オニ交代してくれる?」

息子「いーよー!」

そして再び息子の鬼となりました。

 

そして2回戦が開始、息子お友達をつかまえて抱き着く。

先生に離され、再開。お友達にタッチされ逃げられた後に、

「おおまた何歩~?」

とやり、指示されたとおりに動きましたが、お友達のところに到達するとまた抱き着く。

 

ゼロ距離で顔を覗いたり、すぐ抱き着いたり、この距離感が彼の大きな課題と感じています。

5.おえかき

ナイフとフォークとお皿があらかじめ描かれた紙に、好きな食べ物を描きました。

クレヨンやペンは1セットしか用意されておらず、お友達と使いたいものが重なったら交代で使う練習。

何を描いていたか忘れましたが、たぶんかなんかだったと思います。かわいい。

 

おわりに

今回は初めての集団療育、お相手のお友達の癇癪などもあり心配しましたが、

本人は楽しかったらしく「〇〇(自分)、〇〇(お友達)くん好きなの」「また次も一緒だったら嬉しい」なんて言っていました。

ヘェーそうなんだ‥‥それなら良かったなあ・・・・

 

集団療育はまだわからないことも多くどうなっていくのかは未知ですが、とりあえず初回はこんな感じ。

幼稚園ではクレヨン等は自分専用のものがあるし、こちらでは幼稚園とはまた違った、本人にとってプラスになる経験(お友達とのやりとり特化訓練?)が積めればいいなあと思っています。

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

ではまた(^^)/